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相続コラム

遺言相続

使い込み 事案の 境界線

[遺言相続][法定相続]

 一言で「使い込み」と言っても、規模は様々です。

 私が扱った事案でも、数百万円から数億円まで。だいたい訴訟に持って行くメルクマールは500万円以上でしょうか(相続人が2人なら、一人当たり250万円になります)。

 このとき、使い込み額が500万円でも、たとえば、法定相続人が10人いるようなとき、使い込み額の法定相続分を請求できるので、一人当たりの請求が小さくなってしまいます。よって、一概に全体の額では図れないのが現状です。

 使い込みの返還を求めるには、家裁の調停でなく、地裁での訴訟で行うのが筋ですが、請求額が数十万円にとどまるなら、費用対効果で地裁で行うのに検討が必要です。

 少ない額であれば、家裁の調停で、使い込んだものも、分割で少し見てくれ、と言う処理の方が実際的かもしれません。

 一人当たりの請求額が250万円を超えるなら、訴訟で、と言ったところが、私の勘所です。

2015.06.26|タグ:使い込み費用対効果

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使い込み返還請求訴訟「勝訴」の見込み

[法定相続][遺言相続]

 よく、返還請求訴訟をしたいが、勝つ見込みはありますか、と聞かれます。いくら、きょうだい間の争いで、「お金だけじゃない!」とはいえ、はなっからの負け戦はしたいくない、というお気持ちはよく分かります。

 その場合、
1 預金の下ろし方
2 相手の言い訳
をお聞きすると、だいたいの見通しはつきますが、「だいたい」であり、やってみなければ分からない、というのが実情です。

 相手が、どれだけ、合理的な言い訳をするか、その言い訳を崩す証拠があるか、訴訟が進行しないとわからない側面があります。

 そのとき、やはり、責任追及をしたいという意欲がどれほどか、ということも一つの視点になると思われます。

2015.06.17|タグ:勝敗率

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使い込みの頻度

[法定相続][遺言相続]

 きょうだいが、父の生前、父の預金を勝手に下ろしていた疑いがあると相談に見えた方。

 銀行の履歴をみると、5年前は、毎月年金が出るとなくなるまで、10万円とか20万円とか下ろしている。亡くなる直前は、定期預金を普通預金に入れたうえ、毎日のように限度額50万円一杯引き出している。。。。という状況。

 使い込み事案の返還請求訴訟を扱っていると、年間200万円未満にとどまる使い込みは、本人が行った、本人に渡した、本人の必要経費に使ったと反論されてもさもありなん、という勘所です。

 ただし、その当時の父の生活状況から、本人が使うはずもないし、必要経費はほかでまかなえたはずだ、ということが証明できれば、返ってくる可能性もあります。本当にケースバイケースで、父とそれを取り巻く家族の状況によるので、厳密に紙の証拠によらなくても、認定されることもあります。

 じゃあ、どのくらいの頻度の使い込みなら提訴しても行けるのか?!とよく問われることがあるのですが、一番大事なのは、追求する意欲であって、そのために証明に向かって、証拠(紙の証拠だけではありません)を集める意欲なのだと思います。

2015.06.12|タグ:使い込み頻度

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亡くなった父の預金から毎日数十万円引き出されていた。兄が行ったと証明するには?

[法定相続][遺言相続]

 亡くなった父の銀行の出し入れの記録を取ってください。
 そうすると、父の生前、いついくら引き出しがあったかが確認できます。
 銀行の取引履歴には、どこのATMで引き出したかも記録されていることが多いです。父の行動範囲から物理的に遠い引き出しについては、父以外の者による引き出しである蓋然性が高いのです。

 そうすると、自ずと兄による引き出しが証明できます。

2015.04.28|タグ:取引履歴預金引き出し

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相続コラム‘ほっとブレイク’小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ

[法定相続][遺言相続]

 学生時代は、こんな文章を書く暮らしをしてみたかったのです。

 現実は、日常「被告は、平成●年●月●日、被相続人の●銀行●支店普通預金●(以下「口座A」という。)を占有していたが、被相続人に無断で、同口座から金●0万円を引き出した(甲2)。被告は、上記引き出し行為によって、法律上の原因なくして、被相続人の●万円の損失で、同金額を利得したもので、被相続人は、被告に対し、金●万円の不当利得返還請求権を有し、これは、被相続人の死亡により、原告●がその相続分●分の1の割合(●万●円)で相続した。」などという文章を書いています。

 ただ、そこに、人の普通の暮らしがあって、この事象に心痛める人がいる現実を忘れてはならないと思って、仕事をしないといけません。

2015.04.24

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