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日常の出来事
[日常の出来事]
私は自慢ではないですが、評判が微妙だった「平清盛」も「花燃ゆ」も全話を見ました。
ところが、私は、先日「いだてん」を見ていて、途中で止めてしまいました。それは、四三が嘉納と掛け合いをしている場面でした。
やっぱり軽妙な掛け合いのような、くすりと笑わせる場面は大河にはふさわしくない。
NHKは今までの大河ファンが離れても、いつもとは違う視聴者層に見てもらえばいいと思っているのでしょうか。
顧客、ファンを大事にしないといけませんよね。それはどんな商売でも同じですね。
2019.02.15|タグ:大河、顧客、ファン

[日常の出来事]
「いだてん」が苦戦しているそうです。もちろん視聴率のことなのですが、私などは、BSで午後6時からの放送を見て、本割りで午後8時も見ます。そして、後日オンデマンドでまた見たりもします。要するに、今は視聴の仕方が選択できるので、一概に、本割りの数字が悪いからと言って、視られていない、支持されていない、と判断するのは早計だということです。
ただ、確かに、「いだてん」は大河としては若干の違和感があります。
大河ドラマは、幕末や戦国時代を描くことが多く、多くの場面は「生きるか死ぬか」の刹那にあります。日曜日の午後8時、一週間が始まるタイミングで、それは見る人が人生を感じることができる時間なのだと思います。まさに「オンザエッヂ」です。
大河の魅力はその非日常性で、オリンピックは、まあ、娯楽です。ちょっと、人生を描くとしては物足りない。
そんなところに、「いだてん」苦戦の原因があるのではないかと、勝手に解釈しています。
2019.02.07|タグ:大河、いだてん

[日常の出来事]
メカ音痴のおばさんが、また楽しいものを見つけました。
キンドル。
アマゾンで書籍を買うと、その本がスマホやパソコンで読めます。夜寝床に入って眼鏡を外して老眼でも読めます。
修習生の頃、仲間がパソコンを使っているのに、ワープロで通した私ですが、いろいろなおもちゃを使うようになって、楽しいなあ。
仕事を終えた夜中に、オンデマンドでテレビ番組を見たり、キンドルで本を読んだり。
楽しくて、本当に一日24時間では足りませんね。
今、読んでいる本は、NHK朝のテレビ小説で放映中の、安藤百福の自伝。47歳になって一文無しになって、「失ったのは財産だけだ。経験は血と肉になっている」と言わしめた発明王は、そこからインスタントラーメンを発明したのです。
私も、まだまだ。
100歳生きても足りないな。
2019.01.24|タグ:キンドル

[日常の出来事]
よっこらしょっと。
大河について発信します。
子どもの頃に、「いのち」とか「山河燃ゆ」とか見ていて、近代を描いた大河も、それほど奇異ではありません。「いのち」では、女性医師としてがんばればいいのに、結婚もして家庭も両立したいという主人公に、子どもながらに二兎を追うと思ったものです。「山河燃ゆ」では、日系人が収容所で見た夕日を美しいと感じました。
ところで、いだてん。
問題点は、語りと、時代が行き来するところに、見やすさがないかなと。
それでも、脚本はすばらしく、画面に引き込まれます。主人公があまり知られていない点も、「花燃ゆ」と違って、時代に功績を残した人物である点で大丈夫だと思いました。(杉文って何かした?)
まだまだ始まったばかりですから、初回視聴率が一番高いというジンクスに打ち勝って、がんばってほしいと感じました。
今年も私の生活にアクセントとなる大河です。
2019.01.21|タグ:いだてん、大河

[日常の出来事]
年末だからということではありませんが、忙しくしており、例年の「大河」終了を持って一区切り、という状況にありません。
今年の「せごどん」は何度か書きましたが、せごどんの理念が「民のための政治」という抽象的な事柄を支柱にしたため、随所でぶれが見られました。民草のために、なぜ、徳川を攻撃し、戊辰戦争で、諸藩を賊軍とまでしたのか、その必然性について説明が足りていないのです。
それでも、主演の鈴木さんのまじめな取り組みと、いつもながら、美術のすばらしさ、今回は奄美のロケも敢行した点などは、とても丁寧だったと思います。
来年は、東京オリンピックを題材にしたドラマになるそうですが、一年間、ちょんまげを見ないで、年を越せるかなあと、今から心配になります。
大河を見て、いつも思うのは、人の人生のはかなさです。
どんな人の人生も歴史の一過となってしまいます。
それでも懸命に生きることのすばらしさを、大河ドラマは教えてくれるのだと思います。
2018.12.19|タグ:せごどん、大河